村田眞宏
1954年、三重県生まれ。学芸員。関西大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了。福島県県立美術館学芸員、愛知県美術館館長、豊田市美術館館長を経て、現在は豊田市文化財課博物館準備室参与。専門は日本近現代美術。
櫻井拓
1984年、宮城県生まれ。編集者。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。アートの分野を中心に、作品集やアートブック、展覧会カタログ、批評書などを編集。
主な仕事に、瀬尾夏美『あわいゆくころ 陸前高田、震災後を生きる』(晶文社、2019年)、『ゴードン・マッタ=クラーク展』(東京国立近代美術館、2018年)、『引込線2017』(引込線実行委員会、二〇一八年)、『池内晶子−Akiko Ikeuchi』(gallery21yo-j、二〇一七年)など。
港千尋
1960年、神奈川県生まれ、多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授。「群衆」「移動」などをテーマに写真を撮りながら、多彩な評論を行う。2007年6〜11月、イタリアで行われたヴェネツィア・ビエンナーレ、日本館コミッショナー。2014年、あいちトリエンナーレ2016、芸術監督。著書多数。最新刊に『現代色彩論講義』(インスクリプト刊)がある。
拝戸雅彦
愛知県美術館館長。1964年名古屋市生まれ。一1992年十月から2008年三月まで愛知県美術館の学芸員として勤務。「ファウスト・メロッティ」(1999)、「戸谷成雄−森の襞の行方」(2001)、「アジアの潜在力」(2005)(共同キュレーション)、「愉しき家」(2006)、「サイクルとリサイクル」(2007)など。ルイジペッチ現代美術館(プラート市、イタリア)での日本現代美術展「先立未来」(2001)での共同キュレーションや、ソウル市立美術館でのアジアの都市単位の美術動向を扱う「city_net_asia」(2006)の名古屋セクションにも関わる。愛知県があいちトリエンナーレの事業を立ち上げた2008年から九年間、芸術祭(トリエンナーレ)推進室に異動。三回のトリエンナーレにキュレーターとして関わった。2017年から美術館企画業務課長、二十年からの副館長職を経て、2021年4月から現職。