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148×210mm(A5判)/60頁
2025年1月7日発行
1,500円(消費税・送料別)
自愛知県と静岡県の県境に弓状に連なり、
標高706mの鳶ノ巣山を北東端の最高地点として、
南西に太平洋沿岸付近まで約50kmにおよぶ山域が弓張山地である。
その山麓で土を下から上へと18段採取し、綿布に採取順にドローイング。
やがて、弓張からの聯想で、土でドローイングした上に、
木炭で書いた万葉集の「弓」の歌。
山麓で求めた榎の枝にテンションをかけ、
ステンレスワイヤで弓を張ることで生まれたオブジェ。
弓張なる言葉に導かれ、あるいは誘われ、
あるいは委ねたドローイング、オブジェ、万葉集。
弓張山麓での邂逅と聯想のインスタレーションの記録集。