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原稿入稿

春夏秋冬叢書の出版物は全て縦組みとなります。
できる限り、縦組みで原稿をお書き下さい。

入稿はテキストデータ、又はメールでお願い致します。

締切厳守。



数字の書き方・・単位・・敬称・・地名・・年号・・符号の使い方
その他の符号・・不足文字について・・文体の統一・・
語尾の不揃い化・・ワープロの打ち方
引用・参考文献について・・データ送付ついて


数字の書き方

数字は原則として次の漢数字を用いる。
一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 百 千 万 億 兆

「零」は「午前零時」「三勝零敗」などのように用いる。

熟語の中や金額を書く場合には、次の文字を用いてもよい。
壱 弐 参 拾
(例)金壱万弐千参百四拾円

漢数字には原則として、単位語(十 百 千 万 億 兆)をつけるが、 日付、西暦年、自動車番号、パーセント、統計表等の場合には単位語を略し、「〇」を用いる。
(例)昭和五十八年二月二十四日 一九〇〇年 九五・三%

単位語を省略した場合、数字の位どりは、三数位ごとに「、」をつける。
(例)春夏秋冬叢書の発行部数は二、〇〇〇部です。
一九、〇〇〇円です。

ただし、西暦年は位どりしない。
(例)一九〇〇年

概数を示すときは「、」を用いる。
(例)二、三人

概数を示すときは「数千人、二百回、一万人」と漢数字を用いる。

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数字の表記(例)








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単位

単位はカタカナで表記
(例)センチメートル、キログラム、リットル
「長さ」を指しているのか「重さ」を指しているのか
などがはっきり分かるときはセンチ、キロも可。
但し、CC(シーシー)cm2(平方センチメートル)など、
カタカナ表記が一般的でないものは単位記号で。

敬称

基本的には「さん」
取材を行っていない・目上の人の場合「氏」
歴史上の人で物故者には敬称略
「先生」も可。
肩書きがあれば 「山田市長」等

地名

旧国名は「○○国」としてルビを「○○のくに」と表記。
(例)三河国【みかわのくに】
現行の市町村名は地名の後に「市・町・村」を入れる。
(例)田原市、東栄町、売木村
但し、全国的に名を知られているものは地名のみでも構わない。
(例)豊橋、岡崎、浜松、名古屋、京都、東京、札幌
市町村名・字名などの地名、山・川・湖などの自然地名、寺社・観光地・名所などの施設名で文章中所在地が明確でないものは
「○○(県・市)の●●●」「○○(県・市)●●●」「○○(県・市)、●●●」とする。
(例)「愛知県額田町」「愛知県作手村のヨコタ博物館」「愛知県知立市八橋町の無量寿寺」
「知多半島、師崎」「佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社」「京都の円山公園」
但し、全国的に所在地を知られていると思われるもの、名前にすでに地名が入っているものは、地名・施設名のみでも構わない。
(例)浜名湖、豊川稲荷、渥美半島、岡崎城、 琵琶湖、 法隆寺、成田空港、東京ディズニーランド
旧の地名は(現○○○)で現行地名を併記。
(例)「田原町(現田原市)」「挙母町(現豊田市)」「飽海川(現豊川)」
藩名、宿名、旧国名なども(現○○○)で現行地名を併記。
但し、全国的に所在地を知られているものは旧地名のみでも構わない。

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年号

元号で表記した後に( )の中に西暦を入れる。
(例)永享五年(一四三三)、寛政年間(一七八九〜一八〇一)、慶応年間(一八六五〜六八)
但し明治・大正・昭和には西暦は入れない。
国の出来事は西暦のみで。


符号の使い方

「。」は、一つの文を完全に言い切ったところに必ず用いる。
「 」および( )の中でも、文の終止には「。」を用いる。
「…すること・もの・者・とき・場合」などで終わる項目の列記にも「。」を用いる。

ただし、次のような場合には「。」を用いない。
○題目・標語など、簡単な語句を掲げる場合。
○物事の名称だけを列記する場合。
(例)一 申請者の氏名・住所
  二 建築の目的
  三 建築する場所

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言い切ったものを「 」を用いずに「と」で受ける場合。
(例)すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると保障してあるが、現実は必ずしもこのとおりでない。

「、」は、文の中で、ことばの切れ、続きを明らかにしないと、誤解される恐れのあるところに用いる。
(例)その別荘はそのころのフランスの有名な芸術家たちとよく交際し、また自分自信もすぐれた女の文学者であったジョルジュ・サンドの所有で、アンというところにあった。
物理では、光の、ある属性が写真にとられ、その動きがみられるようになった。
科学的な、眼球運動の実験調査報告書。
いんげんと、とうもろこしの種子。
そのころの人がどのようであったかは、はっきりわからない。

対等の関係で並ぶ同じ種類の語句の間に用いる。
(例)漢字の制限、かなづかいの改定、口語文の普及が、ようやくその緒についた。

ただし、題目や標語、簡単な語句を並べる場合にはつけない。
(例)昭和二四年四月には、「当用漢字字体表の実施に関する件」が、内閣訓令第一号で発表された。
国語の文法や音韻に関する知識を得させる。

「・」は、名詞の並列の場合に用いる。
(例)対話・講演・演劇・映画・放送などの諸問題については……
ローマ字のつづり方には、いわゆる訓礼式・日本式・標準式の三種がある。

縦書き文章にはコンマ( , )を使用しない。

外国語や外国人名のつなぎ
(例)シガレット・ケース レオナルド・ダ・ビンチ

日付や時刻を略して表す場合に用いる。
(例)昭和二五・七・一 午後二・三五

称号を略して表す場合に用いる。(省くことが通例なら省いてよい)
(例)NHK , YMCA

ただし、名詞以外の語句を列挙するとき、数詞を並列する場合は「・」を用いない。
(例)社会的、歴史的考察
鳥が三、四羽飛んで行く。
会員は四、五十人です。

( )は、語句または文の次に、それについて特に注記を加えるときに用いる。
(例)外国の地名・人名(中国・朝鮮を除く。)は、カタカナで書く。
   教育漢字(八八一字)の選定については、…

「 」は、会話または語句を引用するとき、あるいは特に注意を喚起する語句をさしはさむ場合に用いる。
(例)「どうぞこちらへ、わたくしが御案内いたします。」と主人がさきに立って歩き出した。
「国民の権利および義務」に規定された内容について…
「現代かなづかい」には、次のような「まえがき」がついている。

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『 』は極力使用しない。
「 」の中にさらに語句を引用する場合に特例として用いる。
(例)「Aさんの本の中に、『人間は環境の中に生きている』ということが書いてあります。」と先生は静かに語り始めた。
書籍名も『 』は使用しない。

“ ”、T U、‘ ’は使用しない。

原則として、「?」「!」等の符号は用いない。

くり返し符合は、「々」以外は、できるだけ用いない。
「々」は、漢字一字のくり返しの場合に用いる。
(例)人々   国々   年々   日々

ただし、次のような場合には「々」を用いない
(例)民主主義 大学学術局 学生生活課 当用漢字字体表

「ゝ」は、一語のなかで、同音をくり返すとき。
(例)あゝ  たゝみ  とゝのえる  じゝ

次のような場合は「ゝ」を用いない。
(例)バナナ  ココア  かわいい  くまざさ  手がかり  そののち いままで  あわてて  そうはいうものの
…のことと …とともに

「ゞ」は一語の中でくり返された下の音が濁るとき。
(例)たゞし  かゞみ  すゞり  さゞ波
次のような場合には「ゞ」を用いない。
(例)読んだだけ すべてです

「おおがえし」は原則として用いない。

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その他の符号

「―」(ダッシュ)は、「つまり」「すなわち」の意味を表したり言葉の間を置いたりすることを示す。また、範疇の意味で用いる。
(例) 方言周圏論―柳田国男が「蝸牛考」で述べた論は、……私はそれを知らなかった。―知る必要もなかった。
午後一・三十―三・三十

「…」は言葉の省略や無言を表す。
(例)「なぜ、そんなことを…」「…」

植物名、民俗学その他の専門用語で、無理なく漢字で書けるものは、カタカナを使わない。読みがなは【 】でひらがな表記し、校正時にルビに変更。
(例)椿【つばき】
  薔薇【ばら】
  土公神【どこうじん】

漢字で書けるが、カタカナがすでに一般的なものはカタカナでかまわない。
(例)サボテン(仙人掌/覇王樹)

ひらがなで書いたもので、漢字で書くことで理解の助けとなる語は( )で漢字表記する。
(例)ぬさ(弊)
みてぐら(弊)

*春夏秋冬叢書の一般的な読者はいわゆる専門家ではありません。
難読字・学術用語・外来語等は極力用いず、やむを得ず用いた場合には可能な限り読みがなを打ってください。地名、人物、植物名等も可能な限り読みがなを打ってください。
読みがなは【 】でひらがな表記し、校正時にルビに変更。
(例)御殿山【ごてんさん】
月【つき】の部落に入る。

声に出して読める程度まで読みがな(ルビ)を打つ。
促音、拗音なども大きな文字で表記。
(例)白蓋【びやつけ】
   恐竜【きようりゆう】

外国の地名・人名(中国・朝鮮を除く。)及び外来語は、カタカナで書く。
但し、外来語の使用はすでに一般的になった語以外は極力用いない。

アルファベットは、通常の横組の状態で縦組とする。
(例)alphabetは、通常の横組の状態で縦組とする。

但し、略語あるいは記号としての使用は縦中横組を用いる。
(例)「Aさんの本の中に、『人間は環境の中に生きている』ということが書いてあります。」と先生は静かに語り始めた。
   N・H・K

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不足文字について

漢字が不明あるいは、JISの第二水準(通常のコンピュータ内にある文字)の文字では表記できない場合には、「●」を打ち、出力物の欄外に手書きで指示しておけば作成します。

文体の統一

「である体」で表記。
「○○○。」と□□□さんが言っていた。 という言い回しはしない。

字間を空けたり、字下げしない。本文も同様。
改行キーは行を改める以外には使わないこと。
行を改める場合には一字下げて書きだす。
但し、本文の一行目は字下げしない。

語尾の不揃い化
退屈な文にしないために、特に隣の文と同じ語尾は用いず、言い方を変えて下さい。

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ワープロの打ち方

可能ならば、縦組で印字して下さい。
音引き、符号などの一部が縦組用に変換されません。
符号類で形態の似たものがあります。正しい使い方をして下さい。

音引き(ー)にダッシュ(―)や罫線(─)を使用しない。
記号・省略記号・修飾数字・ローマ数字などは極力使用しない。

ダッシュ(全角) 「―」 つまり、あるいは、また範疇の意味
ダッシュ(四分) 「‐」 何々から何々までの意味で使う
ハイフン     「-」 語の分割あるいは結合
けい線      「│ ┃」
縦線       「|」
長音記号     「ー」
負(マイナス)符号・減算記号 「−」
ラテン文字大文字 「I」
ラテン文字小文字 「l」

双柱       「‖」  
等号       「=」

コロン      「:」 内容が段階を踏む語、文の結合
三点リーダ    「…」 言葉の省略や無言を表わす
二点リーダ    「‥」 同右、正式には三点リーダを使用
中点       「・」 名詞の並列

ピリオド     「.」
コンマ      「,」

漢数字ゼロ    「〇」
丸印・白丸    「○」
大きな丸     「◯」
数字       「〇」
ラテン文字大文字 「O」
ラテン文字小文字 「o」 等

*名称は JIS X 0208 の日本語通用名称による。

引用・参考文献について

書名、著者、出版社名を入れて下さい。
現地の看板や地方的な情報等の引用は、正確を期すためそのまま使わず、必ず裏付けをとって下さい。

データ送付ついて

Word で原稿を作成した場合には、保存形式を「MS-DOSテキスト」に。

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最終更新:2005.6.16