春夏秋冬叢書 発行物「飯田線百景」


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「飯田線百景」

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文・俳句 星野昌彦
写真  山本宏務

定価 3,000円(税別)
ISBN4-901835-21-1 C0392
B6判/ハードカバー/248頁

俳句と
写真の
出会いの旅


俳人、星野昌彦と四十年に渡り
東三河の風土を撮り続ける写真家山本宏務による、
新しい視点の「飯田線」。
俳人は豊橋駅発の各駅停車に乗車して旅に出た。
旅の終点上諏訪まで飯田線98駅に
発句と挙句を加えて百の句を詠んだ。
写真家は幾度となく訪れたその地に、
新たな思いでカメラをかまえ、
四季折々、百の情景をフィルムに止めてきた。
俳句と写真は再び「出会い」という旅を始める。










― 神の生誕味噌汁の葱沸騰し ―

― 西駅の西は寒がるガスタンク ―











― 車輌傾く天竜の水しぶきつつ ―

― 杭あれば杭ごと並ぶ百合鴎 ―





― 全身は痺れて終る獅子の舞 ―

― しぐるるや軒深く干す市田柿 ―











― 地鶏喧嘩してゐる冬日向眩い ―

― 枯草に枯草負ひて憩ひけり ―